井原山
2009年 10月 19日
日曜はお友達夫婦に誘われ、山登りをしてきました。
福岡県と佐賀県の県境にある井原山という山です。
大阪にいるときは六甲山をいろんなルートでよく歩いていましたが、
福岡に来てからは近所の油山ぐらいしか登っていません。
井原山はどんな山かとワクワクしながら登りました。
登り口は何か所かあるようですが、今回は前原の水無という頂上に近いところから。
9時頃には下の方の登り口(奇徳橋付近)は車がいっぱいで、上の水無の駐車場もすでに
6~7台の車がとまっていました。
人気のある山なんですね。
お友達夫婦は5月のゴールデンウィークに登ったそうで、
あいにくの雨ながらも頂上付近は満開のミツバツツジが
とってもきれいだったそうです。
そのときの写真を見せてもらったら本当にお花のトンネルが素敵でした。
今は花の時期ではありませんが、それでも山道に入ると
小さな花があちらこちらに咲いていてかわいらしかったです。
登り口からしばらくは自然林の中を沢沿いに歩いていきます。
鍾乳洞の入り口があったり(中には入れません)、湧き水があったりします。
水の流れる音が心地よいです。
途中、オオキツネノカミソリの群棲地という看板があり何だろうと思いました。
カミソリというからには熊笹のもっと細いような植物かと勝手に想像していましたが、
うちに帰ってからネットで調べると、夏にオレンジ色の花がお花畑のように咲くそうです。
夏の登山も良さそうですね。
沢から外れ頂上に近づいていくと、登りが急になりロープが渡してありました。
足元に用心しながら慎重に。
そこを登りきると今度は灌木のなかの比較的なだらかな道を進みます。
そして頂上。
抜群の展望です。
お天気がまずまずだったこともあり、360度ぐるりと景色を楽しめました。
頂上は風が強く温度計をみると12~3度?ぐらい、寒かったです。
風を避けて岩場の陰で休憩しました。
お友達に頂いた、温かいお茶に癒されました。
9時過ぎに登り始め10時半には到着していたので、歩いたのは1時間ちょっとぐらいでしょうか。
帰りはルートを変え回り道して、登るときに分岐の看板のあった
アンノ滝という方面に下りることにしました。
途中すれちがったおじさんに道を尋ねると、アンノ滝まで下って水無の駐車場に行くには
これから下っていって滝からまた登って下ってになるからきつい、
手前に水無に行く分岐があるからそこで水無の方に行くとよい、と言われました。
それでも登りが比較的楽だったので分岐で水無の方には行かず、どんどん下りて行きました。
そして2つ目の水無の分岐が出て来たところで、悩んで水無の方に向かうことにしました。
するとあのおじさんの言った通り、登りがきつい。体が重く感じます。
本当に登って下って、13時頃に駐車場に戻りました。
初めての井原山はとっても楽しかったです。
花のある時期にもぜひ登ってみたい山です。
いい休日になりました。
by michiy_ue | 2009-10-19 08:41 | ひとり言